2022年6月11日~6月12日、第52回 北海道作業療法学会学術大会が開催され、当院の作業療法士が参加いたしました。
- 発表:古川 嵩空「プッシャー症候群と重度半側空間無視を呈した患者様に対して課題指向型アプローチを実施することで食事動作が改善した事例」
- コメンテーター:尾﨑 健吾(若手後志支部代表)「技術伝承と技術革新から考える~これからのOTのあり方とは」
- 講師:荒井 英俊(北海道作業遂行研究会代表)「生活障害を作業遂行の視点で評価してみよう」
引き続き研鑽に励み、本大会に参加、発表した経験を日々の臨床に活かしていきたいと思います。
こんにちは!札樽病院の障害者病棟介護士リーダー金原とサブリーダー山海です。
私たちの介護士の主な仕事は、患者様の介助や身の回りのお世話、看護師業務のサポートなどです。札樽病院には急性期治療を受けて回復を目指す一般病棟や、リハビリテーションが専門で自宅退院を目指す回復期リハビリテーション病棟、神経難病がある方や人工透析を受けつつ療養する障害者病棟や療養病棟・・・などそれぞれ病棟の特徴があります。介護士も、病棟によって少しずつ必要な仕事が異なりますが、大きくまとめると以下のようになります。
- 排泄介助(オムツ交換)
- 食事配膳
- 入浴介助、清拭
- 更衣
- 体位交換
- 移乗
- 環境整備
- 医療器具の洗浄
- ナースコール対応 等
障害者病棟は、神経難病の方、身体不自由の方、人工透析を受けられている方、全身管理が必要な方が入院されています。患者様の多くは、長期療養されており、病院が社会生活の場となっています。心身機能の維持や介助量軽減などの目的でリハビリテーションを実施する患者様が多く、生活リズムを整える「朝活」や、他者交流と楽しみの場である「茶話会」などを行っており、病棟や病室には活気があるのも特徴です。
私たち介護士は、患者様とのふれあい、直接的な関りやコミュニケーションを大切にしています。重症で会話のできない患者様にも介助の際に声掛けをするなど、基本に忠実な仕事を行う様に心がけております。また、看護師やリハビリスタッフとの情報共有やコミュニケーションを密に行っており、患者様へのより良い介助ができるよう切磋琢磨しています。
体力も使いますが、患者様にありがとう!の言葉や笑顔を見せてくださる時にやりがいを感じています!資格がなくても経験がなくても一緒に働く仲間を募集しています!
ぜひ、病院までお問い合わせください。
今後、介護士シリーズで身体に負担のかかりにくい介助方法や認知症の方へのかかわり方などご紹介いたします!お楽しみに!