診療科・部門 - 各部門回復期リハビリテーション病棟department

Home > 診療科・部門 > 各部門 > 回復期リハビリテーション病棟 > 入院から退院までの流れ

入院から退院までの流れ

入院日は、各検査を行います。病棟スタッフと担当医療相談員から、ご本人・ご家族へ病棟生活や説明をしています。また、患者さんの病前の生活などについて情報をお尋ねしています。

リハビリはクリニカルパス(進行予定表)に沿って計画的に進めていきます。退院までの具体的な目標達成度の確認は、担当者によるカンファレンス(症例検討会)で行います。入院から在宅生活へスムーズに移行するために、早期からご家族と一緒に患者さんを迎える準備をしていきます。

目標を一緒に決めて計画的に進めましょう

入院時訪問/家屋調査

入院直後、療法士が患者宅を訪問し、生活状況や環境を把握します。自宅を想定したリハビリを早期から開始できるので、効率的なアプローチができます。家屋調査では、必要に応じて退院前に患者さんと一緒にご自宅へ伺い、安全に過ごせるよう手すりの取り付けや段差解消などの環境調整を提案することもあります。
退院後に介護保険のサービスを利用される場合には、入院中から担当ケアマネージャーと顔合わせや情報提供をしてスムーズな移行を図ります。

カンファレンス

随時行われるチームミーティングや、2週に一度のカンファレンスが特色です。ときには、一人の患者さんに「10人以上もの関係職種」が集まることもあります。「経過は順調か、さらに改善すべきことはないか」など熱い話し合いが行われています。

家族介護教室

月1回開催する「家族介護教室」では、医師・看護師・管理栄養士・療法士などが、「再発予防」や「排泄ケア」「退院後のリハビリ」など、ご家族の不安解消につながるテーマでお話しています。