チーム医療
回復期リハビリ病棟は、多職種がチームを組んで、患者さんの最大限の回復を目指す病棟です。そのチームリーダーとして、当院には、回復期リハビリテーション協議会の認定試験に合格した「回復期セラピストマネージャー」がいます。
専門的な質の高い治療とケアと提供できるよう、病棟師長とともに全職種をまとめています。
担当制
どの職種も担当制で、担当者は責任をもって退院まで支援いたします。回復期の治療チームは、専従の医師1名、専任の医師3名、リハビリ専門医1名、療法士45名、病棟スタッフ35名、医療相談員3名、管理栄養士1名です。
多職種の関わり
合併症や転倒によるケガなどでリハビリが中断しないように、各職種が、予防策をとっています。
栄養管理
定期的に栄養状態を確認し、低栄養の改善・予防を図ります。退院に向けて、生活習慣病の改善・予防の指導も致します。
転倒予防
転倒リスクアセスメントを作成し、ベッド周囲の環境・介助方法を変化する身体機能に合わせて随時設定しています。
尿路感染予防・排便管理
排尿障害で膀胱留置カテーテルをしている方には、衛生に十分留意し、早期抜去を目指します。
下痢や便秘などが起きやすいため、排便コントロールが必要です。排便のリズムが整うよう食事や水分量のチェック、服薬の調整を行います。