診療科・部門 - 各部門看護部department

看護部長挨拶

2022年4月より札樽病院の看護部長に就任いたしました須貝志寿子と申します。
札樽病院の理念でもある信頼され親しまれる病院となるように
看護師として患者さまに寄り添い、他職種との連携を図り、
患者さまにとっての最善を常に考え行動できる人材育成をめざしていきます。
患者さまやご家族さま、病院スタッフの声に耳を傾け、改善できることはないかと日々考え
安心・安全な看護を提供できるよう努めてまいります。

 小樽市銭函地域や近郊にお住まいの皆さま、また遠方よりリハビリテーションや長期療養のため入院中の、患者さまやそのご家族さまに札樽病院を選んでよかったと思っていただけるよう、入院中はもちろんですが、退院後も患者さまご家族さまが毎日不安なく安心した生活が送れるよう病院一丸となって支援していきますのでよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策におきまして患者さまやご家族さまには、面会制限等のご不便をおかけして申し訳ございません。皆様のご理解とご協力まことにありがとうございます。

看護部長 須貝 志寿子

看護部の理念・基本方針

看護部理念

信頼される看護と優しさ、
思いやりのある心で質の高い看護を提供します。

看護部基本方針

1相手の気持ちを思いやり、倫理に基づいた看護を提供します。

2事故防止に努め患者さんに安全で安心な看護を提供します。

3看護専門職業人として、自己研鑽に取り組み看護の質の向上に努めます。

部署紹介

1病棟(障害者施設等一般病棟)47床

  • 看護体制 13:1
  • 夜勤:看護師2名・介護士2名

神経難病、筋ジストロフィー、重度意識障害、脊髄損傷等、重度肢体不自由等の患者様が入院されています。神経難病など進行する疾患が多いのですが、リハビリテーションを中心に機能訓練を行い、現在の身体機能が保てるように取り組んでいます。

2南病棟(医療療養病棟)32床

  • 看護体制 20:1
  • 夜勤:看護師1名・介護士1名

維持透析を行っている方や、医療処置があるため自宅退院が困難な方の受け入れを行っています。 当病棟入院中の約7割が透析患者様のため、透析室スタッフと密に連携をとっています。ケアを行う専門職として、患者様に寄り添い安心して入院生活が送れるよう、看護師・介護士が協働し安心・安全な療養環境とサービスの向上に日々努めています。

2北病棟(回復期リハビリテーション入院基本料Ⅰ)49床

  • 看護体制 13:1
  • 夜勤:看護師2名・介護士:2名

「在宅復帰する」を集中的にリハビリテーションを行い障害のできる限りの改善とADLの自立を図るための病棟です。医師・看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカー・栄養士・介護士がチーム一丸となり、できるだけ多くの方が自宅に戻り、退院後も安心して生活ができるよう日々取り組んでいます。入院中は大変なことも多いと思いますが、一人でも多くの患者さんが楽しく・元気にリハビリに参加できるよう援助していきます。

3病棟(急性期一般入院料5・地域包括ケア入院料2)一般30床・地域包括12床

  • 一般 看護体制 10:1 地域包括 看護体制 13:1
  • 夜勤:看護師2名・介護士2名

緊急入院や予約入院、他病院からの転院を受け入れています。24時間一人ひとりに向き合った迅速な医療・看護を心がけています。地域包括病床では、早期から多職種と協働し、患者様とご家族が選択した暮らしを送ることができるよう支援しています。

外来(24時間救急応需)

内科、外科、整形外科、神経内科、脳神経外科、リハビリテーション科、泌尿器科など様々な診療科の通院患者様から救急入院される患者様の対応などを担っており、出来るだけお待たせしないように配慮、努力しております。
またコロナ禍となり、感染対策を講じながら発熱外来やコロナワクチン接種も実施しております。これからも、地域に根ざした安心できる医療の提供と親切な看護を目標に、患者様並びにご家族へ思いやりのある対応、接遇を心がけていきます。

保育所(24時間保育)

  • 職員の勤務体制に合わせた保育時間で対応
  • 幼少期~学童保育までの24時間保育
  • 他の幼稚園通園後の保育・小学校3年生までの学童保育(指定区間までの学校への迎あり)
  • 一時保育や二重保育も可能

当保育所は ♪伸び伸びとした健康な子♪ 明るく優しい元気な子を子供像として掲げ、毎月お誕生会・身体測定・避難訓練を実施している他、年2回の健康診断で子供たちの健康状態をチェックしています。保護者の方が安心してお仕事ができるよう、お子さんが体調不良の時は各部署と連携をとり、サポートしています。

教育体制

看護部では病院および看護部理念を基に、地域に密着した安心できる医療の提供をするため、看護技術・質の向上を目的に個々に合わせた学習への援助を行っています。また、研修への参加支援制度を活用し、更なるキャリアアップを図っています。

目的
患者様の権利を尊重し、質の高いQOLを支援できる看護職員の育成
看護の質や技術の向上
医療チームの一員としてのリーダーシップをとれる看護職員の育成
役割・責任を自覚し、専門職としての自己啓発できる看護職員の育成
活動
主任・教育委員会による月に1~2回程度、医師や看護師等による学習会を開催
新入職員のための教育プログラム作成
クリニカルラダーの作成
看護基準・手順マニュアルの見直し

2023(令和5年度) 看護部目標

  1. 安全で質の高い看護の提供
    ➢病棟単位で専門性を発揮しチーム医療を推進する
    ➢医療安全管理体制の充実に努める
    ➢高い倫理観をもち患者さんの尊厳を守る温かい思いやりのある看護の提供
  2. 病棟経営への積極的な参画
    ➢全病棟において効率的・効果的な病床管理を行う
    ➢病棟稼働率95%以上
    ➢物品管理を適切に行い意識して節約に努める
  3. 健康で安全な職場づくり
    ➢適切な時間外勤務管理、全職員月10時間以下の時間外勤務遵守
    ➢年間を通じて計画的に年次休暇の取得に努める
    ➢メンタルヘルス、ハラスメントへの取り組みを意識した職場環境づくりに取り組む

看護体制

2交代制

  • 日勤 8:45~17:15 / 土曜日 8:45~12:15
  • 夜勤 16:30~9:00

看護方式

  • プライマリー制(回復期)
  • 受け持ち制
  • 機能制