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2021.12.01 UP
理学療法士は「歩き」のプロフェッショナル!?

こんにちは!理学療法士の今井真琴です。
 札樽病院の理学療法課は36人の理学療法士が在籍し、入職1年目から20年目を迎える幅広い経験年数のスタッフで構成されています。毎年熱意あふれる新入職員を迎え、活気のある組織、後輩指導などを通し中堅層が成長できる組織作りを目指しています。

 ここ数年理学療法課では、「歩く」ことのスペシャリストを目指し、どんな障害を負った患者様に対しても「最後まで歩くこと諦めない」をモットーに、どうすれば歩けるか、どうすれば楽に歩けるか、長く歩けるか、何を使えば歩けるかといったことを日々試行錯誤しています。

 さてここで、皆さんは「歩く」ことを普段意識していますか?
健康な人は、普段「歩く」時、無意識なことがほとんどです。ただ、普段とは違う路面を歩く際には意識が働きます。たとえばツルツル路面や綱渡りのようなギリギリの場所を歩く時などには、普段歩くときには働かない脳が働きます。簡単に言うと、慣れているかどうかが鍵なのです。もしかするとカーリングの選手やサーカス団員の方達は無意識の域に到達しているかもしれませんね!

 では最後に、普段のご自身の歩きに少し意識を向けてみましょう。良い歩行は「速度」「歩幅」が保たれていることです。「速度」「歩幅」を保つためには良い姿勢であることも大切です。普段から以下の4つのポイントを押さえて、楽しく健康的に歩いてみてくださいね!

  1. 腰をのばす
  2. 目線を上げる
  3. 踵からついてつま先で蹴る
  4. 腕を振る


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